石黒由美子 北京オリンピックシンクロ日本代表
諦めなければ道は必ず開かれる.ひた向きな努力で障害を克服。
1人でも多くの人に夢と希望を届けたい。
奇跡のシンクロナイズドスイマー石黒由美子の挑戦は終わらない・・
1983年10月生まれ。愛知県出身。
小学2年生の時、交通事故に遭遇、顔面を540針、口の中を260針縫う大けがを負った。
治療中にテレビで見たシンクロナイズド・スイミングに憧れ、翌年から競技を始めた。
顔面まひや視力障害、難聴などの様々な後遺症に苦しんだ時期もあった。
今も小学2年生以前の記憶がない。それでも希望を失わずにシンクロに打ち込んできた。
07年スイス・オープンのソロで優勝。
北京オリンピック前の日本代表選考会で、夢のA代表に選出された。
165センチの身長が、水の中では、より大きく見える、力強い演技力が評価され、
オリンピック初出場を果たす。
練習の傍ら愛知教育大学で幼稚園から高校までの教員免許を取得したほどの努力家。
日本代表ではチームリーダーとしてチームを率いた経験を持つ。
現在は神戸大学大学院にて『中学生のいじめ問題』をテーマに研究中。
主な競技歴
2002年 スイス・オープン(デュエット3位 チーム優勝 コンビネーション優勝)
2003年 スイス・オープン(チーム優勝 コンビネーション優勝)
2006年 日本選手権 コンビネーション3位
2007年 スイス・オープン(ソロ優勝、チーム優勝、コンビネーション優勝)
2008年 全国チャレンジカップ ソロ2位
2008年 北京オリンピック チーム5位入賞
2009年 フジテレビ「奇跡体験!アンビリーバボー」でに特集紹介される。